便利屋を始めてしばらくすると、
「このまま続けて大丈夫だろうか」と立ち止まる瞬間がありました。
それは、失敗でも後退でもありませんでした。
結果的に、その判断が
仕事のやり方を変え、続け方を広げるきっかけになりました。
本格開業直後に一気に仕事が増えた
2018年8月に本格的に便利屋を開業し、
8月・9月にそれぞれ大きな案件を1件ずつ受注しました。
広い土地の草刈り、
荒れた庭の伐採や庭じまい、
病気で手入れができなくなった方の庭仕事など、
以前からやってみたかった仕事ばかりでした。
2ヶ月間で、本業と便利屋を合わせて
約170万円の売上になりました。
10月に入っても残作業が続き、
チェーンソー、エンジンバリカン、刈払機を使った作業が続きました。
体が先に限界を知らせてきた
しばらくすると、
夜中に手のひらが針で刺されるような痛みで目が覚めるようになりました。
日中でも、
しびれや違和感、痛みを感じる日が増え、
病院で「振動障害」と言われました。
薬ですぐに治るものではなく、
作業中の休憩や対策が必要だと知りました。
結果的にお金にはなりましたが、
このままでは、この仕事は続けられないと感じました。
「やめる」ではなく「立ち止まる」を選んだ理由
草刈りや伐採は、
便利屋開業前からやりたかった仕事でした。
だからこそ、
「治らなかったらどうしよう」
「好きな仕事を続けられないのではないか」
という不安がありました。
ただ、HPからの問い合わせは続いていて、
施工後に喜んでもらえる経験も増えていました。
空き家や高齢者世帯など、
本当に困っている人が多いことも分かっていました。
焦って答えを出すのではなく、
一度、立ち止まって考えることにしました。
立ち止まったことで見えた選択肢
一人で全部やる前提を見直し、
登録アルバイトスタッフを募集することにしました。
刈払機などの作業はスタッフに任せ、
自分は片付けや運搬、運転など
サブの役割に回る形を考えました。
平日は本業があり、
土日にしっかり働きたい人がいることも知りました。
結果的に、
土日に手伝ってくれるアルバイトや職人さんと
一緒に仕事ができるようになりました。
一人でやっていた頃よりも、
受けられる仕事は増え、
売上も安定するようになりました。
立ち止まった判断が守ってくれたもの
このときの判断は、
体だけでなく、仕事そのものを守ってくれました。
人の力を借りることで、
できる仕事の幅が広がり、
自分一人では届かなかった現場にも対応できるようになりました。
今では、
休憩をしっかり取り、
振動対策のグローブも使っています。
振動障害の症状も治まり、
無理のない形で仕事を続けられています。
同じ状況の人に、今なら伝えたいこと
一人で働く方が楽だと思っていました。
人と働くストレスは避けたいとも思っていました。
でも、
人柄の良い人と一緒に働けば、
問題にならないことも多いと分かりました。
視野を少し広げて、
俯瞰して考えてみてください。
解決策は、
立ち止まった先に見えてくることもあります。
嫌だと思っていることでも、
一度試してみると、
意外と自分に合う形が見つかるかもしれません。
▶ 未経験から便利屋を始める実践ロードマップ
https://benriya-roadmap.com/benriya-roadmap/
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